【スマホ決済】楽天ペイが個人間送金に対応、電子マネー「楽天キャッシュ」へのチャージなどの使い方を紹介

楽天ペイでも2019年3月のアップデートでついに個人間送金が可能になりました。

楽天ペイといえば、楽天カードとの相性が良くポイント二重取りで還元率1.5%も可能ですが、その楽天ペイが個人間送金に対応したわけで正に鬼に金棒。

日本では連絡手段として圧倒的なのはLINEなので、LINEと同じアプリ上で使えるLINE Payがやはり便利だったわけです。

LINE PayのCMでも友達との割り勘を売りにしていましたが、その機能を楽天ペイも搭載してきました。

とはいえ、送り方にはちょっとだけ手間がありますし、そもそも楽天ペイの概要を少し整理しておくと理解がはかどります。

まず楽天ペイはLINE Payとは異なりチャージ不要が特徴のスマホ決済で登録したクレジットカードから後払いする仕組みです。

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2019-10-04

しかし、個人間送金ではチャージが必要です。具体的には「楽天キャッシュ」という電子マネーをチャージして、この楽天キャッシュを送るというのが楽天の個人間送金です。

新たにアプリを入れる必要はなく楽天ペイ上で楽天キャッシュのチャージ、個人間送金まで可能です。

実際の画面を使って後述していますが、楽天キャッシュはLINEでもメールでもSNSでも送れます。受け取り用のリンクURLを発行して送る方式のため、URLを伝えられればOKです。

受け取り側は楽天会員のアカウントを持っていれば受け取れます。

それでは画面付き解説をご覧ください。なお、スマホはiPhoneです。

楽天ペイでの楽天キャッシュのチャージ方法

送金のためには、まず楽天キャッシュをチャージします。

楽天ペイのトップ画面の「チャージ」をタップするとチャージ画面が開きます。

チャージしたい金額を入力します。今回は1,000円をチャージします。1,000円を入力して「チャージする」をタップするとチャージ完了です。

トップ画面に戻ると楽天キャッシュ残高が1,000円追加されています。
また、左上の「総保有ポイント」欄も1,000ポイント(4,520→5,520)増えているのが確認できます。右上の「楽天キャッシュ」欄も1,000増えているのがわかりますね。

楽天キャッシュの利用履歴は、別アプリ「楽天PointClub」で見られるように なっています。先程のトップ画面の右下に「楽天キャッシュご利用履歴」からも楽天PointClubに飛ぶことができます。

こちらでも「総保有ポイント」欄が1,000増えて(4,520→5,520)、「楽天キャッシュ」欄に1,000チャージされています。

スクロールしてポイント実績をみると、楽天キャッシュが1,000追加されているのがわかると思います。

楽天ペイでの楽天キャッシュの送金方法

次は楽天キャッシュを友人に送ってみます。

まずは楽天ペイのトップ画面で「楽天キャッシュを送る」をタップすると、相手選択画面が出ます。

送り先にはスマホの連絡先を同期すると、楽天ペイを持っている人が表示されます。ここに出てくれば人には楽天キャッシュを相手の楽天IDに直接送れますが、送り先になくても「一覧にいない人に送る」で送ることが可能です。 「一覧にいない人に送る」をタップします。

すると、金額入力画面が出るので送りたい金額を入力します。メッセージも送りたければ一緒に入力して「確認へ」をタップします。

確認画面が出ます。「リンクを作成」ボタンを押すと、スマホのリンク共有画面が出てきますので、メールでもSMS(メッセージ)でもLINEでもTwitterでも自分の好きな方法を選びましょう。

私はリンク共有にLINEを選び、相手に送りました。

以下はLINEでリンクを送ったときの画面です。専用URLが記載されているのがわかると思います。この専用URLをタップすれば相手は楽天キャッシュを受け取ることができます。

リンクを送った後、楽天ペイを開くと楽天キャッシュの残高が減っているのがわかると思います。

この楽天キャッシュの利用履歴も楽天PointClubアプリで確認することができます。 以下の左側がリンクを送った直後でまだ相手が受け取る前の画面、右側が相手が受け取った後の画面です。

左側の受け取り前は「受取待ち」、右側の受け取り後は「受取完了」となっているのがわかりますね。

楽天ペイで楽天キャッシュも楽天ポイントも使える(楽天ペイでの優先使用設定)

楽天キャッシュは楽天ペイでの買い物にも使えます。楽天ペイで使うには設定が必要です。

楽天ペイアプリのコード・QR払いの画面下段にある「すべてのポイント/キャッシュを使う 設定」という箇所をタップすると、以下のようなポイント/キャッシュの使い方を設定する画面が出ます。

選択箇所は2つあって、①楽天キャッシュと楽天ポイントを使うかどうか、②楽天キャッシュと楽天ポイントのうちどちらを優先して使うかを選びます。

既にお気付きと思いますが、楽天ペイでは楽天キャッシュだけでなく楽天ポイントも使えます。このようにどちらから使うか優先設定も選べるようになっています。

実は期間限定ポイントも楽天ペイなら使える

ちなみに、楽天には期間限定ポイントというのがあり、その名の通り期間限定で使えるポイントです。大体1.5ヶ月くらいの有効期限のものが多いです。

上記でも期間限定ポイントが17ポイントありますね。

実はこの期間限定ポイントも楽天ペイでは使えるようになっています。

この期間限定ポイントは従来、楽天市場での買い物以外は一部の店舗でしか使えないものです。

代表的なところではマクドナルドやミスタードーナツ、プロント、くら寿司、ツルハドラッグ、大丸百貨店、出光(ガソリンスタンド)などでも使えますので全く使えないどころか割と使えるほうではあります。

それでも期間限定ポイントの使い道というのは悩ましいもので楽天のヘビーユーザーならまだしもライトユーザーには気付かずに期限切れさせてしまうものでありました。

しかし、楽天ペイで使えるようになったということでまた一つ使い道が増えるわけです。

楽天ペイなら、ローソン(ナチュラルローソン、ローソンストア100含む)、ファミマでも使えますから、ここでも期間限定ポイントを消費することが可能になりました。

これは大きいですね。

楽天ポイントについての詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。

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ますます便利になる楽天ペイと楽天経済圏

楽天ペイは個人間送金もできるし、貯まった期間限定ポイントも使えるようになってどんどん便利になっています。

私は楽天ヘビーユーザーでもあるので、とくに楽天ペイで期間限定ポイントを消費できるのは嬉しい限りです。

また一つ楽天を使う理由が増えましたね。

楽天ペイはクレジットカード払いが前提なので、もし使うなら私のように楽天カードを紐付けておくと、ポイント二重取りで還元率1.5%のポイントを常にゲットできますし、キャンペーン中は期間限定ポイントをさらにゲットできます。

そして、期間限定ポイントは楽天ペイでも使えるという好循環。

しかも、楽天証券の口座も持っていれば楽天カードでポイント貯めながら投資信託も買えるし、ポイントで投信も買えますから本当に使い勝手がいいです。

楽天経済圏のメリットを最大限使い倒す方法は以下の関連記事も参考にしてください。

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