PiTaPa(ピタパ)カードの種類比較、選び方

PiTaPa(ピタパ)を申し込みたい方、種類が色々あって悩みませんか?

PiTaPaカードを作る目的は多くの人が交通定期券利用だと思いますが、ICOCAと異なり、たくさんの提携カードが用意されています。

PiTaPa公式HPをご覧になるとわかるように、普通のPiTaPaカード以外にも鉄道系カード、航空系カード、銀行系カード、生活系カードなどの提携カードがズラリ。

2018年7月時点で、提携カードを含めると29種類ものカードが発行されています。

選択肢があり過ぎて悩むPiTaPaカードについてオススメの選び方をご紹介します。

入会金・手数料は実質無料

まず、たくさんの提携カードが用意されているPiTaPaカードにも共通の特徴があります。

それはPiTaPaカードの入会金・手数料は実質無料という点。1年間のうちに一度でもPiTaPa利用があれば、年会費はかかりません。

交通利用、定期券、ショッピング利用のどれかを使っていれば年会費不要です。1年間に一度もPiTaPa利用がない場合には、維持管理手数料1,000円(税抜)がかかります。

乗車利用やショッピングで1年間に一度でも利用していれば手数料はかかりません。PiTaPaカードを作る人のほとんどが電車に乗る人でしょうからきっと大丈夫でしょう。

交通費の利用額割引がある

PiTaPaにはなんと利用額割引があります。これがPiTaPaの最大の特徴なんですね。ポイント付与ではなく割引なのです。

PiTaPaは後払い方式で、毎月の利用額が口座から引き落としされますが、そのときに割引かれた金額が引き落とされるようになっています。

この利用額割引がなかなかの割引率で、例えば、大阪市営地下鉄(現:大阪メトロ)の場合、事前登録無しで10,000円以内の利用額で10%の割引が受けられるのです。

10%というとヨドバシカメラのポイント還元率ですが、こちらは頻繁に使う交通費で10%が割引されるのです。これはなかなかのお得度ではないでしょうか。10,000円以上だとさらに割引率が上がり、14%くらいまで上がります。

PiTaPaで買い物可能、独自ポイント「ショップdeポイント」がつく

PiTaPaは買い物でも使えます。提携店舗での買い物でPiTaPa払いをすると「ショップdeポイント」というPiTaPa独自ポイントが付く仕組みになっています。

これもICOCAにはない特徴ではあります。但し、この「ショップdeポイント」のポイント還元率は正直よくありません

店舗利用100円につき1ポイントが付与され、ポイントは、500ポイント毎に50円分の交通費として割引されるという形になります。つまりは、ポイント還元率0.1%という低さです。

クレジットカードのポイント還元率は一般的に0.5%ですが、それよりも低いです。あまり積極的に使うものではなく、おまけ程度と考えたほうが良いでしょう。

PiTaPaカードの選び方

さて、ここからがPiTaPaカードの提携カードの種類比較と選び方のポイントです。

PiTaPaは、関西の私鉄会社(阪急阪神、京阪、近鉄、南海)を中心に自社の百貨店などの利用で貯まるポイント機能が付いていたり、その他に関西の地銀(みなと、南都、池田泉州など)、 関西電力、青山商事なども自店を使った際の割引やポイント優遇などの特典が付いていたりします。

このように各提携店ごとに特色がありますが、PiTaPaカードは大きく2つの種類に分けることができます。

それは、①PiTaPa機能だけのカード、②PiTaPa機能+クレジット機能の「クレジット機能付PiTaPaカード」の2つです。

PiTaPaカードは大きく2つに分かれる

①PiTaPa機能だけのカード(交通利用、定期券、ショッピング)

②クレジット機能付PiTaPaカード(交通利用、定期券、ショッピング+VISA、JCBなどでのクレジット払い)

まずこの違いをしっかり押さえておいてください。

よく使うお店の提携カードを選ぶ

PiTaPaを検討している方の一番の目的は定期券利用でしょう。

定期券以外に通勤時によく使うお店(阪急阪神百貨店、京阪百貨店など)のポイントも貯めたい方はその私鉄が発行する提携カードを選ぶとよいと思います。

提携カードのポイント代表例

阪急電車、阪神電車  Sポイント

京阪電鉄  おけいはんポイント

近鉄電車  KIPSポイント

南海電鉄  minapitaポイント

例えば、京阪沿線に住んでいても阪急百貨店が好きでよく買い物をする方もいるでしょう。その場合には、Sポイントが貯まるSTACIAカード(阪急阪神)が良いかもしれませんね。

買い物にも使うならクレジット機能付を選ぶ

もし、買い物にも使いたい場合はクレジット機能付を選ぶことをオススメします。

PiTaPaのショッピング機能はポイント還元率が低いため使わないほうがいいです(PiTaPa独自ポイント「ショップdeポイント」は還元率0.1%)。

買い物にも使いたいならポイント還元率の高いクレジットカードを選びましょう。クレジットカードのポイント還元率は一般的に0.5%で、ショップdeポイントの0.1%よりはマシです。

今一度、自分が貯めたいポイントが何かを整理して、貯めるポイントを間違えないようにしましょう。大事なことでもう一度言いますが、ショップdeポイントは貯めようと思わないこと。

ちなみに、PiTaPaの提携カードも実はそのほとんどがクレジットカードしか発行していません

クレジット無しの提携カードはSTACIAカード(阪急阪神)とOsaka PiTaPa LiTE(大阪メトロ)、KOBE PiTaPa(KOBEカード協議会)だけでそれ以外はすべてクレジット機能付です。

そもそもPiTaPa機能でも買い物ができて後払いのためクレジットと同じように審査があります。結局審査を受けるならクレジット機能も付けておいても良いでしょう。

以上が「買い物にもどうせならポイントを貯めたい」人向けの選び方です。

余計なものは要らないならベーシックカードを選ぶ

反対に、ポイントにも興味がなく、買い物も決して使わない、クレジットカードは他にも持っている。PiTaPaを定期券として使うだけで良くて余計なものは要らないという方であれば、必要最小限の「PiTaPaベーシックカード」がいいでしょう。

これはPiTaPa機能だけのシンプルなものです。交通利用、定期券、ショッピング利用可能です。PiTaPaの利用額割引も使えます。

PiTaPaベーシックカード

選び方についておさらいです。

PiTaPaカードの選び方

・よく使うお店のポイントも貯めたい →よく使うお店が発行する提携カード

・買い物もしたい          →PiTaPa機能+クレジット機能

・ポイントには興味がない      →PiTaPaベーシックカード

カードタイプ一覧全29種類

以下がPiTaPa公式HPで紹介されているカード全29種類の一覧です。

なかには、PiTaPaカードでも定期券利用ができないカードも幾つかあります。定期券利用を考えている方は注意してくださいね。

また、PiTaPaとクレジットが一体型のものとPiTaPaとクレジットが別々で2枚1組のカードもあります。2枚1組となるとお財布がかさばるのが嫌という方もいるでしょうからここも確認しておきましょう。

カード名 PiTaPa機能のみ クレジット機能付 一体型
or
2枚1組
定期利用 オンライン入会 カード運営
PiTaPaベーシックカード × スルッとKANSAI
保証金預託制PiTaPaカード
※ショッピング不可
× × ×
STACIA PiTaPa 一体型 阪急阪神
e-kenet PiTaPa × 2枚1組 × 京阪カード
KOBE PiTaPa 一体型 KOBEカード協議会(神戸市、山陽電鉄、神戸電鉄等)
OSAKA PiTaPa(LiTE) 一体型  大阪メトロ
minapita × 2枚1組 南海電鉄
KIPS+PiTaPa × 2枚1組 近鉄
京都ぷらすOSAKA PiTaPa × 一体型 大阪メトロ
ANA PiTaPaカード × 2枚1組 ×  ANA
JMB KIPSカード × 2枚1組 ×  JAL
STACIA+sa-ica × 一体型 × × 池田泉州銀行
minapita+sa-ica × 2枚1組 × 池田泉州銀行
ICクレジットカード KIPS「三菱東京UFJ-VISA」 × 2枚1組 × 近鉄
ICクレジットカード KIPS「三菱東京UFJ-VISA ゴールド」 × 2枚1組 × 近鉄
105 BESTIO KIPS × 2枚1組 ×  百五銀行
MIE BANK PiTaPaカード × 2枚1組 × 三重銀行
たんぎんPiTaPaカード × 2枚1組 × 但馬銀行
南都PiTaPaカード × 2枚1組 × 南都カードサービス
JP BANK カード PiTaPa × 2枚1組 × JP BANK
KANSAI CARD PiTaPa × 2枚1組 ×  関西VISAカード
三井住友PiTaPaカード × 2枚1組 × 三井住友カード
みなとカード PiTaPa × 2枚1組 × みなとカード
はぴe PiTaPaカード × 2枚1組 × 関西電力
AOYAMA PiTaPaカード × 一体型 × × 青山キャピタル
Papas PiTaPaカード・Mamas PiTaPaカード × 一体型 × × 青山キャピタル
VISSEL KOBE CLUB MEMBERS PiTaPaカード × 一体型 × × 青山キャピタル
TS CUBIC PiTaPaカード × 2枚1組 × トヨタファイナンス
UC PiTaPaカード × 2枚1組 × クレディセゾン

PiTaPa公式HPより引用、筆者作成

注目はセブンイレブンと提携したSTACIAカード

PiTaPaカードの中で最近注目なのが、阪急阪神グループが発行する「STACIAカード」です。

STACIAカード

STACIAカードも2016年から独自のポイント「Sポイント」を始めています。 阪急阪神グループでの買い物は食品・セール品を除き大体1%つきます。

さらに、18年5月からは関西圏のセブンイレブンでもこのSポイントが貯まるようになりました。STACIAカードの提示だけで200円毎に1ポイント(還元率0.5%)が付きます(但し、税抜で200円毎に付与、nanaco決済は除く)

その他の電子マネーやクレジットカード決済と併用できるため、そちらで貯めているポイントと合わせてポイント二重取りが可能ですので合計1%のポイント取得が可能です。

もちろん他のクレジットカード以外にも、クレジットカード付STACIAカードでの決済でもクレジット決済分で0.5%還元されるので、同様に合計1%ポイントを手に入れられます。

STACIAカードは、松岡修造さんを使ったテレビCMを大々的に放映していて非常に力を入れていますので、PiTaPaカードでは頭一つ抜けた感じがしますね(関連記事も書いています)。

PiTaPaカードでオススメはこれだ!セブンイレブンでポイントが貯まるSTACIAカード

2018.08.11

ポイント重視なら還元率1.0%以上のクレジットカードと併用がオススメ

STACIAカードのポイント還元率はセブンイレブンをはじめ阪急阪神グループ以外では0.5%。

セブンイレブンの買い物でのポイント二重取りでさらにポイントを稼ぐのであれば、還元率1.0%以上のクレジットカードで決済しつつ、STACIAカードを提示すれば合計1.5%以上を取得するというやり方もオススメです。

例えば、楽天カードで支払いつつ(1%付与)、STACIAカード提示でSポイント(0.5%付与)が貯められます。

また、楽天カードは楽天Edy機能(電子マネー)も付けられるので、あらかじめクレジット払いで楽天Edyにチャージしておいて、楽天Edyで支払うととても早くて便利です(※楽天カードから楽天Edyへのチャージは還元率0.5%、店頭での楽天Edyでの支払い時に0.5%還元で合計1.0%となります)

楽天カードについては楽天市場のポイントアップの仕組みを解説した関連記事でも書いていますので合わせて読んでみてください。

【楽天ポイント徹底解説】ムアツ布団を楽天で買ったらポイント還元率がすごかった話

2018.08.13

他にも還元率1%のクレジットカードは結構あるので、自分好みのクレジットを選んでみると良いでしょう。

【関連記事一覧】自分に合ったカードを選ぶ

今回の記事で登場したカードや選び方の参考になる記事をまとめておきます。

【知っ得】PiTaPaが後払い(ポストペイ)の理由

PiTaPaがなぜポストペイ方式なのか皆さんはご存知でしょうか。日本全国を見ても、交通機関発行のICカードでポストペイ型なのはPiTaPaだけなんです。その理由について書いた記事がこちら↓

PiTaPa(ピタパ)がポストペイの理由、ICOCA(イコカ)はプリペイドなのに
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