先日ムアツ布団を買いました。ムアツスリープスパという少し良い布団で結構良いお値段がします。
元々、腰痛持ちのため腰痛改善と健康のために寝具にこだわろうと高い買い物をしたのですが、買ったのは楽天市場。
楽天市場で買うと驚きのポイント還元率でとてもお得な買い物をしました。
楽天市場で買い物したときのポイント還元率はすごいとは聞いていました。
ただ、ポイントプログラムが複雑だとイメージを持っていましたしポイントには無頓着だったので今まで楽天をあまり使わずにいましたが、その過去を後悔するレベルでお得でした。
実際にどれくらいお得だったかというと
なんと12,096ポイント!!
86,400円の商品ですので、普通にクレジットカードで買うと0.5%〜1%ポイント還元で432〜864ポイントですが、それがなんと12,096ポイントです。
楽天カードを持っていると効力を発揮する楽天パワーに完全に参りました。
今回、楽天市場の買い物が使い方次第ではすごくお得ということとポイントプログラムの仕組みがようやくわかったので楽天市場のお得な買い方を解説します。
目次
楽天市場で頭を悩ます「ポイント最大◯◯倍」
楽天のポイントプログラムはよく目につくのが「楽天スーパーポイントアップ(楽天SPU)で最大14倍」というバナー。
それ以外にも楽天に出店しているお店や商品のページで「ポイント最大◯◯倍商品」「ショップポイントアップキャンペーン」といった表記もあります。
さらに楽天には「期間限定ポイント」なるものもあるらしい…楽天関係のアプリを開くと、こんな言葉でごった返しています。
これが実に分かりにくい!
一体どうやったら14倍になるのか?
店側に書いてある「ポイント◯◯倍商品」もあるけど、どっちが適用されるの?
ポイント集めようとしたら、期間限定ポイントがされてしまう?
有効期限はいつ?
一体どういう条件でどのポイントがどれくらい付くのか?湧き出る疑問に頭が痛くなります。。
「…楽天市場だとなんかポイントが多めに付くらしいよ」
結局、楽天で”何となく”買い物していたときの私の楽天に対するイメージはその程度しかありませんでした。
楽天市場のポイントの考え方
種類は大きく2つ
一見複雑に見えるポイントについては大きく2つに分かれます。
- 楽天スーパーポイントアップ(SPU)で付くのは期間限定ポイント
- お店側が設定する「ポイント◯◯倍商品」は通常ポイント
まずここを押さえるのが大切です。
買い物時にいつも出てくる「楽天SPUで最大14倍」で付くポイントは期間限定ポイントなのです。
一方、お店側が「ショップポイントアップキャンペーン」として行なっているのは通常ポイントです。
ポイントの付き方を実例で解説
冒頭に挙げたムアツ布団を購入したときのポイント獲得画面を使ってどのようにポイントが付いたかを解説します。
一番上の青いところが通常ポイント1%です。これは普通のポイントですね。
下の緑のところがお店側が用意した「ショップポイントアップキャンペーン」で付与されるポイントですが、これは青と同じ「通常ポイント」の追加分です。
このときお店は「ポイント10倍」と宣伝していましたが、これは「通常なら1%だけどお店のキャンペーンで+9%付けますので合計10%になりますよ」ということですね。
一方、真ん中の赤いところが期間限定ポイントになります。これがSPU対象ポイントとして最大14倍(+1〜13%)になるところです。
これはお店が用意したのではなく、ショッピングモールを管理する楽天が用意した特典で、楽天市場以外の楽天グループの各種サービスの利用を条件にポイントを上乗せするものです。
どういった条件かは後ほど解説しています。
ポイントの有効期限
通常ポイントも実は無期限ではありません。
最終利用から1年間の期限となっています。楽天市場で買い物をする度に有効期限が1年延びますので、使わずに失効させてしまったということも少ないでしょう。
問題なのが、もう一つの期間限定ポイント。これは大体40〜45日の期限しかありません。1ヶ月〜1.5ヶ月で失効します。
しかも、ポイント付与のタイミングも今月利用分が翌月15日に反映されるため、意識していないとすぐに失ってしまいます。
期間限定ポイントの場合は用途も限られるため、付与されたらすぐに使いましょう。
オススメの使い方は後述しています。
楽天SPUの仕組み
期間限定ポイントがつく楽天SPU(楽天スーパーポイントアップ)の仕組みについて解説します。
これは楽天グループの各種サービスを利用すれば楽天市場での買い物時にポイントたくさん付けてあげますよ、というもの。
楽天市場での買い物は何もしなくても1%のポイントが付きますが、それにプラスしてポイントがついていきます。
以下に一覧としてまとめていますが
楽天市場 | お買い物通常ポイント | +1倍 |
楽天カード | ご利用通常ポイント | +1倍 |
ご利用特典ポイント | +1倍 | |
楽天プレミアムカード・楽天ゴールドカードご利用特典ポイント | +2倍 | |
楽天銀行 | ご利用特典ポイント(楽天カードのお引落口座に設定&引落し) | +1倍 |
楽天モバイル | ご契約者特典ポイント | +2倍 |
楽天トラベル | ご利用者特典ポイント | +1倍 |
楽天市場アプリ | ご利用者特典ポイント(アプリからのご購入) | +1倍 |
楽天ブックス・楽天Kobo | ご利用者特典ポイント(月に合計2,000円以上ご購入) | +1倍 |
楽天ブランドアベニュー | ご利用者特典ポイント | +1倍 |
楽天TV(Rakuten TV) | Rakuten NBA SpecialもしくはRakuten パ・リーグ Specialご契約者特典ポイント
(無料トライアル含む) |
+1倍 |
楽天ビューティ | ご利用者特典ポイント(月1回1,500円以上のネット予約&来店) | +1倍 |
例えば、楽天銀行を使っていると+1倍(+1%)となり、合計2倍(2%)のポイントが付きます。
楽天銀行(+1倍)を使っていて楽天トラベル(+1倍)を使った月であれば合計3倍(3%)、楽天銀行(+1倍)と楽天モバイル(+2倍)を使っている方なら合計4倍(4%)となります。
楽天カードはめっちゃ使える
楽天SPUの条件の一つに楽天カードが載っていました。「楽天カードなら常時ポイント3倍」といった宣伝を見ますが、ここについて補足しておきます。
楽天カードは還元率1.0%
まず、楽天カードがクレジットカードとしてどうなのか?について軽く触れておきますが、楽天カードのポイント還元率は1.0%です。
クレジットカードの還元率の相場は0.5%です。銀行系とか信販系とかに限らず、世の中の大半のクレジットカードが還元率0.5%です。
一方、楽天カードは還元率1.0%です。これは楽天市場での買い物に限ったことではなく、普段のお買い物でも常に還元率1.0%です。
「楽天カードなら常時ポイント3倍」のからくり
先ほどの楽天SPUの一覧に以下の記載がありましたが、ここが少し分かりにくくなっています。
ご利用通常ポイント | +1倍 |
ご利用特典ポイント | +1倍 |
楽天プレミアムカード・楽天ゴールドカードご利用特典ポイント | +2倍 |
「ご利用通常ポイント」「ご利用特典ポイント」という表記があり、各々「+1倍」となっています。
これは前者が「楽天カードのクレジット払い:+1%」、後者が「楽天カードを使ってくれた特典:+1%」ということです。この2つが加算されて合計3%になります。
よく「楽天カードならポイント3倍」といった宣伝を見ますが、このようなカラクリだったのです。
- 誰でも獲得できるポイント(楽天市場利用ポイント):1%
+
- 楽天カードのクレジット決済分:1%
- 楽天カード使ってくれたお礼ポイント:1%
これが楽天プレミアムカード ・楽天ゴールドカードなら、クレジット払い+1%に楽天プレミアムor楽天ゴールドカードの利用特典+2%で、合計4%になります。
楽天Edyの便利さは手放せなくなる
さらに、楽天Edyが使えるのもめちゃくちゃ便利です。電子マネーの決済は速くて楽です。
コンビニはもちろん、最近はスーパーでも楽天Edy決済できるところが増えましたし、普段の買い物で大活躍しますよ。
楽天カードに楽天Edy機能を付けられるのでカードも1枚だけで済みます。
楽天カードは作っておいて損はありません(メルマガめっちゃ来ますが…)。
期間限定ポイントを無駄なく使い切る
とりあえずよく使う楽天Edyにチャージしたいところですが、楽天Edyは期間限定ポイントの対象外です。
そのため、別の方法で使い切るしかありません。
私の場合はもっぱら日用品を楽天市場で買っています。
500ml(550ml)のペットボトルの24本入りやお米などがオススメです。毎日使うけど重たいものを通販で買うのは楽ですしね。
玄米は精米が少ない分残留農薬が気になるため無農薬を買ってます。
炭酸水なんかもいいですよね。
その他にはミスタードーナツやマクドナルドでも使えますのでよく利用される方はいいかもしれません。
あと、JCBギフトカードにも交換できますが利率は悪いためオススメしません(1,000円ギフトカードに約1,100円かかる)
【補足】楽天Edyへのチャージはリクルートカードがオススメ
実は楽天カードから楽天Edyのチャージは還元率0.5%になります。
楽天カードをクレジット払いで使うと還元率1.0%ですが、楽天Edyへのチャージは0.5%となり、楽天Edyを使うときに0.5%還元されるため、合わせて1.0%になるわけです。
そのため、一つのテクニックとして、楽天Edyへのチャージには別のクレジットカードを使ってチャージするとそのカードの還元率でポイントを獲得できます。
例えば、リクルートカードなら還元率1.2%なので、楽天Edyへのチャージで1.2%、楽天Edyの使用で0.5%と合計1.7%となります。
まとめ
以上、楽天市場でめちゃめちゃポイントを稼げた話をもとに、複雑で分かりにくい楽天のポイントの仕組みについて解説しました。