ワイシャツの下着、皆さん気にしたことありますか?
私はこれまであまり気にしていませんでした。唯一気にしていたことはVネックを着るということくらい。
Vネックであれば、クールビズでノーネクタイのときに襟元からシャツが見えなくてスマートです。丸首でシャツが見えるとちょっとダサい。
そう思っていたのですが、ふと自分の姿を鏡で見たときに気になったのがその襟元。
めっちゃ透けてる!!
Vネックで襟元見えてなくてもこんなに透けていると全然カッコ良くない!笑
これ実際に私が来たときの写真です(汗)
こんなスケスケな自分の姿を見ると急に恥ずかしくなって、こんなに透けているのはおかしい!というか、皆そこまで透けてるっけ?と思い、調べてみました。
調べてわかったのは、なんとベージュ色が透けないということ。なんでも「ベージュ色=肌の色に近い」から透けないのだそう。
本当にベージュが透けないのかを実際に私が着てみて徹底比較してみました。
目次
皆はもうベージュ色のインナーを着ているの?
本当にベージュが透けないのか。
私はその疑問を胸に今回改めて近所の紳士服屋とかユニクロとかの下着(肌着)コーナーに行ってみたのですが、圧倒的に白が多いです。
ベージュやグレー、黒もありますが、少数派で半分以上が白地のインナーを置いています。ですので、やっぱり世間的には白地が普通だと思います。
皆さんも白地のインナーがたくさん商品棚に陳列されているのは実感としてお持ちでしょう。
今まで私なんかは、ベージュ色のシャツの存在意義も疑問を持っていました。
ジジシャツ、ババシャツ感を勝手に持っていて、あまり着る人って最近はいないんじゃないかくらいに思っていました。
徹底比較!本当にベージュ色の下着は透けないのか?
さて、本題に入っていきます。今回は4つのシャツを実際に買ってみて着用して比較しました。
① 白シャツ(折目あり)
② ベージュシャツ(折目あり)
③ 白シャツ(折目なし、カットオフ)
④ ベージュシャツ(折目なし、カットオフ)
白とベージュの色の比較①②に加えて、最近出てきて人気の「ラインが透けないシャツ」③④とも比較しました。
これは「カットオフシャツ」「シームレスシャツ」と呼ばれるシャツで襟や袖を切りっぱなしにして折目をなくすことで透けないようにしてあるんです。
折目は厚みが出てくるため、ワイシャツの上にどうしても浮き出して見えるのでそれを無くしてしまいましょうというシャツで、このシャツも着てみました。
さてさて、本当にベージュ色は透けないのか?!
そして、切りっぱなしシャツの効果はいかに!
とくとご覧ください!!
ちなみに、写真の撮影から色補正なども全て同じ条件にして公平性を保っています。
① 白のシャツ
最初は白地のシャツから見ていきましょう。
冒頭に載せていたスケスケシャツはこれを着たときのものです。綿100%のシャツです。
今度はネクタイをしてみましょう。
ネクタイをしてみましたが、やっぱりスケスケは気になるレベルです。
これで何年も過ごしてきたのかと思うと…
② ベージュのシャツ
続いて、透けないというベージュのシャツを着たときの写真です。
シャツはユニクロのAIRismで、ポリエステル89%、ポリウレタン11%です。
いや〜これだけはなかなかダサい…AIRismの素材特有のテカリがたまらなく下着感を醸し出しています。
さてさて、それではワイシャツを着てみたときはどうでしょうか…
おおっ!透けてない!
今度は少し離れて見てみますが、
やっぱり透けてないと思いませんか?
襟元以外に袖を見てみても透けていません。
実際に着用してみてわかったのは
ベージュ色が透けないのは本当だった!
ということ。
一目瞭然だと思いますが、改めて横に並べてみましょう。
③ 白のシャツ(折目なし)
今度は、カットオフシャツ、シームレスシャツと呼ばれる透けにくいことを売りにしたシャツです。
こちらはグンゼの「YG」というブランドのシャツです。
襟元が切りっぱなしになっていて、折目がありません。
綿55%、ポリエステル30%、ポリウレタン15% です。
ワイシャツを着たときはどうかというと
見事に透けません。②のベージュ色(折目あり)と同じくらい透けていませんね。
今度は横から袖を見てみます。
ご覧の通り、透けていますね。
ワイシャツを肌に密着させてピンと伸ばすとしっかりわかりますが、肌から浮かせた状態でもくっきりとわかってしまいます。
②ベージュ色では襟元も袖も透けていませんでしたが、こちらは袖が少し気になる透け具合となりました。
④ベージュのシャツ(折目なし)
③と同じくグンゼのYGブランドのシャツです。
綿55%、ポリエステル30%、ポリウレタン15%
ベージュはベージュでも意外とダサくない感じします。同じベージュの②と比べると全然良いですね。
ワイシャツを着てみましょう。
どうでしょう、襟元は透けていませんね。
今度は袖のほうを見てみましょう。
流石にワイシャツを肌に密着させるとわかりますが、肌から浮かせた状態では馴染んでいるように思えます。
同じカットオフシャツでも白色(③)とは袖で差が出ていますね。
【まとめ】ベージュ色は確かに透けなかった!
以上、4つのシャツを比べてみました。確かにベージュは透けませんでした。
ベージュ色は襟元、袖の透けにくさは白色シャツよりも優れています。
結論としては、ベージュ色である②と④がオススメということになります。
②と④の違いはというと、折目があるかないかですが、透けるか透けないかという意味ではほとんど違いがないため、最終的には着心地の好みで選ぶと良いでしょう。
ちなみに、グンゼのカットオフシャツは立体裁断で体へのフィット感が非常に高いので個人的にはとても気に入っていますので、私のベストは④です。
ですが、こうして写真を撮って並べてみると、色の付いたシャツを着ている感があることにも気づきます。
ただ、これは並べてまじまじと見ると気づくくらいで、普段生活している分には気にならないんじゃないかと思います。
あと、このへんはワイシャツのデザインや生地の厚みでも変わってくるところだと思います。
もし色が気になるようでしたら、③白地のカットオフシャツを選ぶのが無難でしょう。
ただし、③は襟元は透けませんが、腕のほう(インナーの袖)は透けます。
色が透けないインナーとしてベストは④かなと思います。
ちなみに、今回着用したワイシャツは紳士服メーカーTAKA-Qのブランド「SHIRTS CODE」のものです。
最近流行りの横に大きく開くホリゾンタルカラーで細身のスリムフィットで気に入っています。