半袖ワイシャツは素材も加味した着心地で選べ(ポリエステルジャージー素材と麻ガーゼが快適)

今年は7月から猛暑続きですね。35度を超えることが普通になってきました。

年々平均気温も上昇し日本はもう気候が変わってしまったのかと思うくらいですが、世界的にも猛暑、酷暑のようですので、もう地球全体の気候が変わってきているんでしょうね。

さて、私は長年、長袖ワイシャツしか着ない主義だったのですが、暑さに耐えかねて昨年からは半袖デビューしました。

半袖にすると快適過ぎてびっくりだったので、今年の夏はクールビズ開始の5月に速攻半袖ワイシャツに切り替えました。

いや本当になぜ今まで半袖にしなかったのか、10年以上も暑さ我慢大会をして無駄な労力を使っていたことが悔やまれるばかりです。

さて、今年も着始めた半袖ワイシャツですが、着てみるとやっぱり素材やデザインによって着心地が違うんですね。

毎日着るものですし、暑い夏を乗り切るには自分に合ったシャツを選んでおいたほうが体への負担が少なくて良いです。

特に強いこだわりを持っているわけでもない私でも分かる程度に、シャツの素材ごとの着心地をまとめておきたいと思いますので、半袖シャツの選び方の参考にしていただければ幸いです。

以前ワイシャツの特徴をまとめたときのように私なりの選び方、オススメのシャツをご紹介します。今回も実際の着用写真を載せています。

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伸縮性のあるジャージー素材で爽やかナイスガイ

始めにご紹介するのはジャージー素材でできたシャツです。

伸縮性がある素材でできていて、素材が伸び縮みすることで体にフィットしてきます。

写真のシャツはポリエステル100%ですが、このようにジャージー素材と呼ばれるものはポリエステル100%でニット編みをしているものが主流のようです。

着心地はスポーツウェアの着用感があります。

それもそのはず、スポーツウェアもポリエステル100%のものが多かったりしますから着心地が似ているんですね。部活等をやっていた方や普段運動をされている方が着たらきっとすぐわかると思います。

ポリエステル素材なので汗も乾きやすい速乾性がありますし、シワにもなりにくい。洗濯した後もすぐに乾きますし、アイロンも要りません

そして、着心地だけでなく見た目的にもスポーティー感が出ます。

ポロシャツなど襟のあるシャツを着るラグビー部っぽい感じがします。「健康的で爽やかナイスガイ」そんな印象を与えてくれる気がします(笑)

一方で、カジュアル感がどうしても出ます。

今時そこまで細かく言う会社も少ないでしょうが、お堅い会社に勤めている方や商談などの大事なシーンでは場合によっては避けたほうがいいということもあるかもしれません。

ただ、個人的な印象ではジャージー素材のもつスポーティー感は見た目が健康的ですからむしろプラスの印象を与えられると思ったりします。

ちなみに、写真のシャツは紳士服のTAKA-Qが展開するシャツ専門ブランドSHIRTS CODEで買ったものです↓



型崩れしない麻ガーゼ素材で涼しい装い

続いてご紹介するのは、麻ガーゼ素材のシャツです。

麻50%、綿50%というように麻を使用しているのが最大の特徴です。

風通しがよく涼しいです。汗でインナーや肌に貼り付いたりすることもありません。汗をかいたときにベタッとなるのが嫌な方は麻ガーゼはきっと気に入るでしょう。

夏場になると、敷布団カバーやベッドカバーに麻素材のものにする方も多いと思いますが、肌触りはまさにそういった感触ですね。

また、麻素材は型崩れしません。先程紹介したジャージー素材(ポリエステル100%)のようなフィット感はありません。素材の特性上、ガサガサする感じです。

体に密着する着心地が苦手な方は麻のほうがいいでしょう。

見た目的には「ザ・清潔感」といった感じです。麻の涼しげな素材感は清潔感を印象付けます。

先程のジャージー素材がスポーティーで健康的な「ザ・ラガーマン」だったのに比べると、どこか「草食男子」感のある綺麗めナチュラルな感じです(他に表現なかったのか…w)。

この写真で着用したシャツは、THE SUIT COMPANY(スーツカンパニー)で買ったものです。

THE SUIT COMPANYもネット通販で買えますが、少しカテゴリ分けが見にくいです。探すときは「半袖ワイシャツ」と検索するとヒットしますので見てみてください(「ワイシャツ 半袖」はあまり出てこない)。 

やっぱり好きです立体裁断方式(SPECIAL SEWING)

さて、続いては素材特有の話ではなく、裁断方式で着心地が良いものをご紹介します。

それが立体裁断と呼ばれる体のラインに合わせてカットされた方式のもので非常にフィット感が高いんですね。

最初にご紹介したジャージー素材もフィット感が高いのですが、ジャージー素材はシャツが伸び縮みすることで体にフィットしますが、こちらはシャツの形自体が体に合うように作られているといったように、フィットの仕方が異なっています。

実際、素材はポリエステル65%、綿35%といったようによくある配合率です。

立体裁断方式のシャツは、今回例に挙げているTHE SUIT COMPANYのシャツで言うと「SPECIAL SEWING」とタグ付けされた商品です。

今回は半袖ワイシャツ特集ですが、以前ワイシャツの価格帯ごとの選び方をまとめた記事で書いた通り、この「SPECIAL SEWING」シリーズのシャツは好きなんですね。

立体裁断シャツは「仕立てが良い」風に見えますし、シルエットがやっぱり綺麗でスマートな印象です。

よく言っていますが、1枚あると重宝します。どんなシーンでも使えると思っています。

ジャージー素材のスポーティーさや麻ガーゼ素材の清潔感もなかには好き嫌いがあるかもしれませんが、立体裁断はたぶんほとんどの人が気に入るし、似合うと思っています。