大阪と言えば「粉もん」。粉もんの中でも当サイトではうどんを何度かご紹介してきましたが、またまた美味いうどん屋をご紹介します。
今回ご紹介するのは、ちょっと変わった麺を使用する『讃く(さんく)』です。
目次
お店の場所(おでんの名店「花くじら」の隣)
JR福島駅(環状線)から徒歩5分という立地にあります。JR新福島駅(東西線)からだと徒歩3分。
住所:大阪府大阪市福島区福島 2-8-3(※Google Mapのリンクはこちらから)
JR福島駅改札を出て南に真っ直ぐ進み、大通りを一つ過ぎると、右手に「福島天満宮」の鳥居が見える角で右に曲がるとえんじ色の暖簾が見えます。大阪で有名なおでん屋さん「花くじら」の隣にあります。
最大の特徴は香味麦芽入りの麺
『讃く』の最大の特徴は、ちょっと変わったうどん麺。写真をご覧の通り、黒い粒々がうどんに練り込まれています。これ「香味麦芽」なんだそうです。よく全粒粉と間違えられるようですが、香味麦芽です。
だし汁はいりこベースで、とても優しい味になっています。かつおは比較的香りが強かったりしますもんね。麺のコシはというと、そこまで強くないです。どちらかというと柔らかい部類に入るかもしれません。
麺は香味麦芽という一風変わった麺ですが、味は本当に食べ易く「ザ・優しいうどん」に仕上がっています。
店内ではうどんを食べることに集中せよ
食券方式で気兼ねなく具材を選び「オリジナル讃く」を食す
店内の席数は全18席。カウンター席が10席、4名掛けのテーブル席が2卓となっていて、うどん屋さんらしい比較的狭い店内になっています。
注文は食券方式。暖簾のかかった引戸を空けると券売機が登場します。上品な和風建築の外観からは少し意外な感じがしますよね。
食券を買うと、そのまま調理場へと続く列に並び、料理を待ちます。メニューはまず基本ベース(かけ・ぶっかけ・釜揚げ・釜玉・すだち醤油)を選んで、それに具材を選んで乗せるというものです(具材無しももちろんいけます)。
具材は生玉子、きつねあげ、肉、山芋とろろ、梅しそ、おろし、たまご天、野菜のかき揚げ、ちく天、エビ天、とり天の中から自由に組み合わせることができます。天ぷら、揚げ物が充実していますね。
具材を一個一個選べるのでたくさん注文してしまいますが・・・
器が小さいので具材で溢れることにならないよう注意してくださいね
料理を受け取ると、ねぎと天かすを自分でトッピング。ねぎはトングで2掴みまで、天かすはしゃもじで1杯まで。
大サイズを頼むと器にも余裕が出てきます↓↓
このときは、ぶっかけうどん(大)に野菜のかき揚げとちく天をトッピング。
ぶっかけうどん(大)が350円、野菜のかき揚げ100円、ちく天120円の合計570円でした。
早朝7時〜開店中
ちょっと変わっているのが早朝営業。早朝も早朝で7時オープン。出勤前の朝ご飯としても使えますよね。
筆者はまだ行ったことがありませんが、朝もかなり混んでいるのだとか。
天ぷらと小鉢がまた美味いのなんの!(ランチ限定)
ちなみに、私がよく行くのはランチの時間。ランチ時間限定で「天ぷら定食」というのがあります(800円)。
かけうどんに、ご飯と天ぷらと小鉢、漬物が付いています。天ぷらは天つゆが付いていて定食らしく天ぷらだけを食べることができます。
こちらの天ぷらも注文後に一つ一つ目の前で揚げてくれます。なので、
サクサクほっかほっか!
天ぷら定食の具材は、エビ、ししとう、ナス、アスパラ、大葉。
エビ以外はトッピング用の具材にはない素材だったりするので、筆者は結構な確率でこれを注文しちゃいます。
天ぷら定食もかなりオススメです。