【月額160円】ほぼ単独加入可能な個人賠償責任保険、三井住友VISAカードのポケット保険

個人賠償責任保険というものがあります。

これは日常生活の中で他人にケガをさせてしまったり他人のものを壊してしまったときの賠償責任を補償する保険です。

例えば、自転車を乗っていて他人をケガさせてしまったりマンションの水漏れで下の部屋を汚したなど自分だけでなく他人に損害を与えるということがあります。

こういったときに役立つのが個人賠償責任保険といわれるものですが、火災保険や自動車保険、傷害保険などに特約として付帯していることが多いです。

一方で、それらの保険の見直しや解約のタイミングで、付帯だった個人賠償責任保険も未加入になっていたということもあります。

実際、私自身も親から引き継いだ傷害保険を解約したことで、個人賠償責任保険がない状態がありました。

しかし、他人をケガさせるリスクというのは怖いもの。相手があることですから相手が納得してもらえるかなんてわかりません。自分がケガしたときに思ったよりも補償が少なかったと自分だったら諦めることはできても、それが赤の他人となると話は変わってきます

損害賠償を請求されて払えるお金がない、仕事も手がつかない、そんな事態は絶対に避けたいので、個人賠償責任保険には最低限入っておきたいところ。

そこで付帯ではなくほぼ単独で入れて安い個人賠償責任保険を探していたのですが、見つけました。

月額160円で1億円以上をカバーしてくれる個人賠償責任保険を。

それが三井住友VISAカードのポケット保険です。

三井住友VISAカードのポケット保険とは

このポケット保険は補償内容と保険金額を自分で設定できる自由設計の保険です。

三井住友VISAカード所有者向けに提供されているサービスで24時間365日加入可能で最短翌日から保険を開始できます。

保険会社(引受先)は三井住友海上火災保険です。

そして、この保険の特長というのがほぼ単独で入れるという点にあります。

単独ではなく「ほぼ単独」と書いたのは厳密には、基本契約として傷害死亡・後遺障害、傷害入院・通院といった傷害保険の部分があって、そのオプションとして個人賠償責任を付ける形になるからです。

じゃあそれって特約と変わらないのでは?というツッコミが聞こえてきますが、それでもやっぱり「ほぼ単独」と表現したのはこの基本部分が安いのです。

どれくらい安いかというと月額40円〜という価格設定。

40円/月の補償内容はというと入院1日あたり500円の補償とこちらも激安ですが、大事なのはオプションでプラス120円/月で3億円の個人賠償責任保険を付けられるということ。

実質160円/月で3億円の個人賠償責任保険が持てるのです。

傷害保険は一般的に死亡保険金500万円や入院保険1日2,000円や手術保険など色々なものがセットされていて1,000円/月を超えることが多いですが、そういったものが初めから省かれていて、基本部分が非常に安くなっています。

個人賠償責任保険を持つことにフォーカスし入院補償などを度外視すれば、160円/月で3億円の個人賠償責任保険というのはとてもコストパフォーマンスが良いように思います。

まさに何かあったときの安心の保険ですね。

出典:三井住友海上火災株式会社 個人賠償責任とは

こちらの個人賠償責任保険には、示談交渉サービスも付いています

保険会社の専任担当者が被害者との示談の実務(示談金の設定や示談書の締結)を代行してくれるので安心ですね。

ポケット保険はネットで加入可

ポケット保険は三井住友VISAカードが提供するネットサービス「Vpass」から手続きが可能です。

24時間365日申し込み・解約が可能で最短翌日から保険を適用することができます。

実際に加入手続きをやってみましたが簡単に入ることができました。ただし、上述の基本部分が一応あるということは押さえておくと迷わなくて済みます。

次項でポケット保険の加入方法を画面付でご紹介します。

ポケット保険のネット加入の手順

以下、実際に加入したときの画面キャプチャで手順をご紹介します。

まず、カード会員向けのネットサービスVpassにログインします。

左上のメニューボタンをクリックするとメニューが表示されます。一覧の中から「カードサービス」を選びます。

「カードサービス」画面が出たら下にスクロールすると「ポケット保険(ポケポ)」という項目が出るのでクリックします。

オリジナル保険 ポケット保険(ポケポ)という画面が出ます。その中の「新規お申し込み(コース一覧)」をクリックすると、「ポケット保険の新規お申し込み お申し込みはこちら」というボタンが出ますのでクリックします。

コース一覧が表示されるので下にスクロールします。「自由設計コース」の項目が出てきますのでクリックします。

お申し込みの中に「ポケット保険 自由設計コースの申し込み お申し込みはこちら」というボタンが出るのでクリックすると、Vpass IDが再度聞かれるます。Vpass IDとパスワードを入れます。

すると、サービスへの同意画面が出ます。下段にあるポケット保険の箇所をクリックすると、右上に「三井住友海上」のロゴが入った画面が出てきます。

補償内容を選びます。上段の「基本トレイ」の枠の中に「傷害入院・通院」の箇所があります。ここは必須の基本部分です。上述の入院1日500円補償で40円/月が最少の設定です。

中断のオプションの枠の「個人賠償責任」が今回の肝の部分です。これが120円/月で3億円カバーする内容のところです。

この2つの箇所を設定すれば完了です。

最後に、加入タイプとして「本人型」「夫婦型」「家族型」の3つの選択肢があります。家族型の場合は270円/月と価格が異なっています。

ただ、個人賠償責任については本人型を選んでも配偶者も家族の損害賠償も保障されます。今回のように個人賠償責任を目的とすれば本人型を選びましょう。私も本人型を選びました。

三井住友VISAカード、ポケット保険だけでも入る価値あり

実は私は初めて作ったクレジットカードは三井住友VISAカードでした。大学生のときに1枚はクレジットカードは持っておきなさいと言われて作りました。

なぜ三井住友VISAかというと、確か大学に申込書がたまたま置いてあったからだと記憶しています…その当時は何とも思いませんでしたが、歴史あるザ・スタンダードなクレジットカードですね。

私は今でこそ楽天カードをメインで使っていますが、それ以前はずっと三井住友VISAカードでした。ですが、このポケット保険の存在にもずーっと気付いていませんでした。もっと早くに知っていれば補償も中途半端な傷害保険もさっさと解約できて保険を浮かすことができたのですが…(累計で数十万は払っています)

三井住友VISAカード、ポイント還元率は0.5%と普通の水準ですが、持っておくと便利です。とくに、個人賠償責任保険を探している方は是非作っておくことをお勧めします。