引越しの季節ですね。
私もつい先日、人生で4回目の引越しが決まり、片付けや準備で忙しくしています。
引越しというのはなかなか頻繁にあるものではありませんから、やるべきことというのは抜け漏れがあったり、どれからやったらいいかが分からない人も結構いるのではないでしょうか。
現住居の賃貸解約や電気やガスの使用停止、インターネット回線・・・
比較的引越し経験の多い私でも、引越しに必要な作業、準備というのは結構忘れるもので毎度苦労します。
新居での新生活への期待の前に立ちはだかる引越し作業の数々に少しブルーになってしまいますが、それなりに経験しているので、昔よりは効率的に進められているように思います。
そこで、今回は引越しを少しでもスムーズに進められるように「引越しが決まったらすぐやるべきこと」を紹介します。
とりあえずこれはやっておきましょう、という最低限のものを書いています。
目次
現住居の解約を管理会社へ連絡する
解約の連絡は「迷わず」「今すぐ」
引越しが決まって一番最初にやるべきことは、現住居の解約を賃貸管理会社へ申し入れることです。
賃貸の解約の場合は、遅くとも解約日の1ヶ月前までに通知が必要となっています。早いところだと3ヶ月というところもあります。
迷わず今すぐにでも解約を申し入れましょう。
「迷わず」「今すぐ」と書いたのは、解約の場合は家賃の日割り計算をしてくれるところは皆無(by不動産屋)だからです。月始め等に関わらず、翌月末までの家賃を請求されるんですね。
であれば、とりあえず解約の申し入れをしてしまったほうが、いつの間にか月をまたいで不要な家賃を払うということにならなくて済みます。
退去日は引越し日と調整
解約した後に賃貸管理会社との間に残っている手続きとしては、退去立会い(ルームチェック)。
部屋の荷物を運び出した後に、賃貸管理会社の人が部屋のチェックをします。
いわゆる原状回復というやつで、部屋の損傷、磨耗具合をチェックしにきます。この手続きを経て原状回復費用が決まってきますので、基本的にこの退去立会いは必須です。
退去立会いは荷物の運び出し後のため、引越し日を決めてから決定することになりますが、退去立会いも賃貸管理会社の都合もあるため、早めに希望の日時を押さえたいところです。
後述する引越し日が決まった後にすぐに予約しましょう。
引越し業者の見積を複数とる
引越しといえば、引越し業者を使っての荷物の運び出しと搬入ですよね。
荷物が少なかったり、引っ越す距離が短ければ、自分一人や家族、友人の手を借りて行うというのもありでしょう。
しかし、洗濯機や冷蔵庫、テレビといった必需品で大型の家電は一人で運ぼうとすると怪我しますから最低もう1人の力が必要です。
といっても、やっぱり他人の引越しという重労働をやってくれる暇な社会人というのはいないもんですし、依頼するこっちも気が引けるというもんです(昔やってもらったことありましたが、あのときは若かった・・・)
ここは潔く引越し業者に頼みましょう!
業者に頼んだほうが、あなたの友人も安心でいられるはずです(笑)
でも、やっぱり料金は安く抑えたい。
安く済ませるためには、複数の引越し業者の見積を取得できる一括見積サイトを使うことがよく知られています。
実はこの一括見積サイトというのも色々あってですね・・・多くが見積依頼までを代行してくれるだけで、結局は依頼した引越し業者から見積のための電話攻めに遭うといったことも少なくないようで・・・
そんな電話攻めに遭うこともない一括見積サイトとしてオススメなのが【引越しラクっとNAVI】というサービス。実際に今回の引越しで使いましたがマジで便利でした。詳細は別記事に書いていますので参考にどうぞ↓
電気・ガス・水道の停止と新居の開始申し込み
電気・ガス・水道の現住居での使用停止と新居での使用開始申し込みをしましょう。
申し込み方法は電話もFAXもありますが、インターネットもあります。
時間に縛られずに申し込みができるので断然インターネットをオススメします。
ガスの使用開始は作業立会い要!
電気・ガス・水道のうち、とくに気をつけておきたいのがガス。
ガスの使用開始は必ず業者の作業に立会う必要があります。業者によるガス漏れチェックや安全使用に関する説明を受けてからでないとガスは使えないのです。
ガスが使えないと困るのが給湯。引越してすぐは色々忙しいのでガスコンロを使って料理はしないという場合でも必ずシャワーを浴びたりお風呂に入ったりはするはず。
オール電化のマンションは問題ありませんが、IHクッキングヒーターはあっても給湯はガスというマンションは多いので、案外忘れがちなので気をつけてください。
私自身、立会いの日程の調整に失敗し入居後1週間はお湯が使えず銭湯生活でした(しかも真冬に・・・)。
立会いというのは短い時間であっても時間を拘束されるわけです。上述の旧居の退去立会いもあればその時間は旧居のほうに居なくてはなりませんから結構面倒です。
早めにスケジューリングして日程を押さえましょう。
大阪ガスであればこちらからどうぞ。
退去時に立会いが必要な場合も
ガスについては、実は退去時にも立会いが必要な場合があります。
大阪ガスの公式サイトQ&Aによると、それはオートロックマンションや屋内にガスメーターがある場合。
要は作業員の方がガスメーターまで入るためで、必ずしも契約名義人が立ち会う必要はなく、オートロックの解除や室内への立ち入りを許可できる人であれば代理人でもOKのようです。
ちなみに、ガスの閉栓作業は平均5分程度で終了するようです。
電気と水道はすぐ使えて立会い無し
一方、電気・水道は基本的にいつでもすぐに使えます。
ブレーカーを上げれば、電気は点けられるようになっていますし、蛇口を捻ればすぐに水が出るようになっていることがほとんどです。
物件の内覧をしたときも、不動産屋の方がブレーカーを上げて電気を点けてくれたのを見たことがあるのではないのでしょうか。
電気と水道の申し込みは、実際は使用料の支払申し込みになっていますので、立会いは不要なんですね。
関西電力はこちらから
大阪市の水道であればこちらから
電話やネット回線の停止、引越し手続き
電話やインターネットの回線も停止や引越しの手続きが必要になります。
私は電話契約は一度もしたことがない世代のため、電話の解約については割愛しますが、インターネットの回線の手続きで注意すべき点は、多くの場合、2カ所に手続きが必要ということ(フレッツ光前提)。
2カ所というのは「NTT西日本」と「プロバイダ」です。
意外と忘れる「2つの契約」
インターネット回線はなんだかんだ言ってNTTのフレッツ光の方が多いと思います。
フレッツ光とはよく言うけれど、厳密には光回線部分のことを指します。
インターネット回線というのは、自宅とNTT基地局の間を繋いでいる光回線部分、そこからインターネットへの接続を支えるプロバイダ部分の2つに分かれているんですね。
契約先としてはフレッツ光という光回線をNTT西日本、プロバイダ部分をYahoo!BBやSo-net、ニフティと契約しているはずです。
そのため、NTT西日本とプロバイダの2カ所と引越しのための事務手続きが必要になってきます。
これ意外と忘れがちな点なんですよね。
みなさん、インターネット回線を引いたときのこと、覚えていませんか。きっと家電量販店で家電買ったりしているときにセット販売やヤフーの販売員に声掛けられたりして申し込んだりしたのではないでしょうか。
彼らプロバイダに申し込んだら、NTTからも連絡が来てプロバイダとNTTそれぞれに申し込み手続きがあって、工事の立会いして・・・
そういった手間が少し軽減されるようになったのが最近聞くようになった「ソフトバンク光」とか「光コラボ」とかいうやつですね。
これは要はソフトバンクやその他のプロバイダが光回線部分もまとめて提供できるようになったもので、こちらの場合はプロバイダとの契約一本で済むようになりました。
ただ、2015年2月〜ですので契約者はまだ少ないのが実情で、ほとんどの方がまだフレッツ光でしょうから、2つの契約になっているはずです。
フレッツ光の引越しは移転工事費が必要
フレッツ光の引越し手続きはWebで24時間申し込みが可能です。
まずは引っ越し先がそもそも光回線提供エリアの確認からしましょう。
引っ越し先で使うためには移転工事費用が必要ですが、期間限定で安くなったりしています(期間限定:2017年2月1日(水)~2017年5月31日(水))
移転工事については、作業立会いが必要となりますので、こちらも早めに申し込んでしまいましょう。
こちらのWeb申し込みはCLUB NTT-Westという会員サービスに会員申し込みをしてからやることをオススメします。
会員登録なしでも申し込みは可能ですが、会員であれば契約内容の確認や契約変更等がいつでもネットで可能です。後述しますが、ポイントサービスも少しお得です。
フレッツ光の解約は電話受付のみ!
フレッツ光の解約の場合なんですが、なんと解約は電話受付のみ!
「今どき電話だけ(がっかり)」感は否めないというか、さすがNTTというか・・・
上述の通り、会員サービスであるCLUB NTT-Westではプランの変更等も可能だったりするのですが、解約だけは電話なんですね。
時間は9時〜17時ですが、土日祝日もやっているからまぁ役所よりはマシですかね。。
貯まったポイントの交換も忘れずに
ここが地味に嬉しいところなのですが、CLUB NTT-Westにはポイントサービスがあるんですね。
私の例で言うと、フレッツ光回線を3年程度利用して8000point程貯まっていました。
8000pointだとどんなものが交換できるかというと、
こんな感じのものに交換できます。
ルーターも割といいやつが対象になっています。
まとめ
以上、引越しが決まったらすべきことでした。
引越しの準備でこのページをご覧になった方は、きっと仕事やプライベートで何かしら大きな変化があったのだと思います。
そういった身の回りの変化に備えて、引越しに関係する出来事はスムーズに済ませられることに越したことはありません。
ぜひ今回紹介したことを活用してみてくださいね。