【オススメしない】制限だらけの「保証金預託制PiTaPaカード」

29種類もあるPiTaPaカード。これだけあるとどう選んだらいいのか悩ましいので、29種類の比較と選び方を以前ご紹介しました。

29種類あっても大きくは2つに分かれていて、PiTaPa機能のみのカード、もしくは、PiTaPa機能+クレジット機能のカードから選ぶのが基本です。

PiTaPaは関西圏の私鉄会社が中心になって作ったカードですので、交通利用が基本的なベースにあります。とくに、定期券利用をきっかけに作った人がほとんどだと思います。私も通勤定期券のために作りました。

そういったPiTaPaの用途から見て「あれっ?」と思ってしまうそんなカードが今回ご紹介する保証金預託制PiTaPaカードです。

PiTaPa(ピタパ)カードの種類比較、選び方

2018.08.09

超マイナーな「保証金預託制PiTaPaカード」とは

おそらくPiTaPaカード所有者でも知らない人がほとんどのカードだと思います。

このカード、名前から想像するとプリペイド型のようにも思えます。PiTaPaを除くICOCAなどの交通系ICカードは全てプリペイド型ですからPiTaPaにもプリペイド型のものがあったのかと思いきや全くプリペイドではないちょっと変わったカードです。

どのように使うかというと、1ヶ月の利用額の4倍の保証金を事前に入金したうえで、後から利用額が引き落とされるやっぱりポストペイ型のカード。

例えば、1ヶ月1万円の利用額設定をしておくと4万円先に入金(!)しておいてその月の利用額6,000円だったら、口座から6,000円が引き落とされるという仕組み。

保証金はその名の通り保証金であって実際に使えるわけではありません。しかも1ヶ月の利用額も1万円〜5万円まで1万円単位でしか設定できません

オススメしないこれだけの理由

ショップ利用不可、交通利用のみ

そして、交通利用だけに限られます。ショップ利用ができないようになっています。

駅ナカのコンビニなどでPiTaPaを使って買い物ができません。

「ショップdeポイント」というPiTaPa独自のポイントサービスは、ICOCAにはなくてPiTaPaにはある一つの特徴でした2018年10月〜ICOCAポイントが開始されるようになりました

その恩恵も受けられないのが保証金預託制PiTaPaカードなのですね(但し「ショップdeポイント」の還元率は0.1%と低いためオススメはしていません。詳しくは関連記事を参照ください)。

PiTaPa(ピタパ)カードの種類比較、選び方

2018.08.09

定期券としても使えない

さらに、PiTaPaを定期券としても使えないわけです。保証金を積んでいても、一時的な交通利用としてしか使えません。

これは致命的なデメリットです。PiTaPaを使う最大の理由は定期券のはずです。であれば、別に審査が必要なくその場ですぐ発行できるICOCAでもいいですよね。

あと、タクシーも使えません。

【まとめ】交通系ICカードとして使いたいならICOCAで良い

以上、保証金預託制PiTaPaカードについて記載しましたが、保証金積んでも定期券として使えず、ショップ利用もできないという正直「何のメリットがあるのかわからない」カードです。

単に改札をICカードでピッと通ることができるだけなら私鉄通勤圏の人でもICOCAを買ったほうがいいです。

定期券利用ができなくても、チャージした分だけ交通利用もショップ利用もできるのでわかりやすいですし便利です。

【補足】入会時に勤務先や通学先を記入は不要だけど…

一応、入会方法について書いておくと、入会時には勤務先や通学先は必要ありません

ただし、本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)の添付が必要です。

結局は利用額を後から引き落とすものであるため、本人確認・住所確認は必要になるわけです。

後払いなので、踏み倒しのリスクは変わりませんから分からなくもないですが、元々保証金まで積んでいるわけで…PiTaPa側が回収不能にならない仕掛けだらけになっています。