【キャッシュレス】楽天ペイは一律5%以上還元

10月に消費税増税となると同時に、国のキャッシュレス還元制度が始まりました。

対象のお店でキャッシュレス決済を使うと、5%もしくは2%が還元されます。中小のお店では5%還元、コンビニなどのフランチャーズチェーンでは2%還元です。

この仕組みはこの還元額を国が負担してくれるわけですが、お店で使えるかどうかはそのお店が国にキャッシュレス還元制度の手続きをして初めて還元されるようになります。

この手続きがよくわからずに制度を活用していないお店も多々あります。

その穴を埋めるように、クレジットカード会社や楽天、PayPay、LINE Payなどのキャッシュレス決済を提供する会社がキャンペーンを連発しています。

国の還元金額に上乗せしてポイントキャッシュバックなどを行っていますが、中でも、楽天やJCBが一律◯◯%還元といったシンプルな還元キャンペーンを行っています。

国の複雑なポイント制度を払拭する分かりやすさです。

今回はこの一律◯◯%キャンペーンを行っているキャッシュレス決済をまとめておきましょう。

消費税も上がったことですから、こういう情報をうまく活用して少しでも家計にプラスにしていきたいですね。

大盤振る舞いのJCB、20%還元は12月15日まで

現時点(2019/10/05)で、最も大盤振る舞いのサービスをやっているのがJCBです。

Apple PayまたはGoogle PayにJCBカードを設定して決済すれば、20%還元されます(通常のJCBカードのクレジットカード払いやQuickPay支払いは対象外です)。

キャッシュバックの上限額は期間中10,000円ですので、50,000円までの買い物に使用できます

また、この上限額は1枚のカードの上限となっていて、複数枚カードがあれば各カードごとに上限額10,000円まで還元されます。

例えば、JCBのカードを3枚持っていれば、30,000円までキャッシュバックとなります。

期間は2019年12月15日(日)まで。

ただし、すべてのJCBカードが対象ではありません。

対象のカードかどうかは、ざっくり言うと、JCBが発行したカードか銀行が発行する提携カードです。

例えば、私が持っていたJCBブランドのエディオンカードは残念ながら対象外です。

対象カードでオススメなのはリクルートカードです。還元率1.2%を誇る高還元率のカードですので、キャンペーン終了後もポイントを稼げますから、私もこの機会に慌てて作りました。

年会費も無料ですからキャンペーン終了後も安心して持っていられます。

私はネットで申し込んでから1週間で届きましたから、今からでも十分間に合いますね。

安定の楽天ペイ、どこでも5%還元は12月2日9:59まで

楽天ペイのキャンペーンは5%還元です。

楽天ペイはアプリをダウンロードして持っているクレジットカードを紐付けるとすぐに使用できるスマホ決済(QRコード決済)です。

Apple PayやGoogle Payなども不要ですので、スマホさえあれば比較的誰でも使うことができます

楽天ペイは、基本的にクレジットカードを紐付けて支払う方法のため、クレジットカードが必要ですが、楽天以外のクレジットカードでも5%還元されます。

ただし、登録できるクレジットカードブランドがVISAとMasterCardのみで、JCBやAMEX、DinersClub、Discoverは登録できません。

一方、楽天カード であれば、ブランドに限らず登録が可能(VISA、MasterCard、JCB、AMEX)ですし、還元率6%に上がります。

上限は期間中3,000ポイントまで、60,000円の買い物まで使えます

期間は12月2日(月)9:59まで。

楽天ペイは10月1日よりセブンイレブンも対応し対応店舗が増えていますので、積極的に使いたいものです。

三井住友カードは新規入会限定で20%還元と「タダチャン!」、12月27日まで

三井住友カード新規入会限定で20%還元をやっています。

支払い方法は特に指定はなく、三井住友カードを使った決済すべてですので、クレジットカード決済はもちろん、iD決済でもApplePay決済でも大丈夫です。

上限額は期間中12,000円まで、60,000円の買い物まで使えます

また、抽選で買い物全額が無料になる「タダチャン!」キャンペーンを行っています(上限10万円)。

今、三井住友カードはカード発行に力を入れているようで、中には最短翌営業日発行されるものもあるようです。

キャンペーンを控え気味のPayPay、様子見のLINE Pay

スマホ決済が注目を浴びたPayPayとLINE Payですが、現時点では他社のようなキャンペーンはやっていません。

国のキャッシュレス還元制度の5%か2%に対応しているくらいで一律還元ではありませんし、特別なキャンペーンはやっていません。

PayPayについては、10月5日だけ「PayPay感謝デー」として20%還元キャンペーンをやっています。

ただし、こちらも還元率はPayPay残高払いが20%、ヤフーカードが19%、それ以外のクレジットカードは無しと差が大きくなっています。

まとめ:今使い勝手の良いキャッシュレス決済

現在シンプルに一律で還元率が高く使い勝手が良いのは今回ご紹介した「JCB(ApplePay、GooglePay)」「楽天ペイ」「三井住友カード」です。

キャッシュレスが浸透しつつありますが、すべての決済方法にお店側が対応していることはないため、お店によってこの3つをうまく組み合わせて少しでも還元額を増やしておきたいですね。

期間はどれも12月までと、今からでも十分間に合いますね。

  • JCBをApplePay、GooglePayに設定し決済で20%還元→高還元率のリクルートカード
  • 楽天ペイ→お持ちのカード(VISAもしくはMasterCard)で5%還元、楽天カードなら6%還元
  • 三井住友カード→新規入会限定で20%還元、買い物全額無料になる「タダチャン!」も