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2月20日の今日、春一番が関西でも4年ぶりに観測されました。
毎年この季節になると、暖かい日も出てきて春の訪れを感じるようになります。
この時期に毎年定番の広告というのもあります。それが就活の広告。
就活サイト大手のマイナビやリクナビが毎年大阪梅田の街を埋め尽くします。
昨年と今年の共通点と異なる点
昨年も大々的に広告をやっていました。
↓昨年(2016年)の様子はこちら↓
阪急梅田駅で最も広告単価が高い「ルミポール阪急梅田」や地下鉄御堂筋線梅田駅の南側改札出たところの円柱広告も占拠していましたが、今年もやっぱり同じ場所に広告が出ています。
2月第4週(2/20〜)は全く同じ場所にマイナビが広告を出しています。
昨年同様、青を前面に押し出したポスターとなっています。
昨年はウッチャンナンチャンの内村光良さんがモデルで、ウッチャンが出演するCM(動画)も結構目にしました。
ウッチャンに就活生がインタビューしたりと幾つか企画性のあるキャンペーンだったと思うのですが、今年はテイストが異なる感じですね。
マイナビとリクナビの違い
対するリクナビはというとこんな感じ。
就活フェアのポスターをそのまま貼った感じですね。よくDODAがやっている転職フェアの広告ポスターと同じ感じですね(DODAはリクルートではなくインテリジェンスです)。
昨年、リクナビは同じ場所にはリクナビ転職の広告を出していました。就活ではなく転職のほうで、妻夫木聡さんがモデルだったやつです(今は大泉洋)。
今年は就活フェアということでマイナビと同じ土俵ではありますが、広告に違いがあって面白いですね。
マイナビは、ドラえもんや女性モデルを起用して、3月1日のエントリー開始を大々的にアピールしています。就活フェアも載せていますが、前面に出ているのはエントリー開始の部分。
対して、リクナビはというとモデル起用もなく文字だけの広告。言い方はあれですが、パワーポイントで作ってそうなレベルで広告としては少し面白みに欠けます。
しかも、B0サイズのポスターをたくさん貼るというやり方。こちらの広告スペース「ロングセット60」は”B0ポスターが60枚貼れる広告スペース”ということなんですが、それをそのままやった感じ。
出展企業の会社名も少し離れると全然見えません。ただ、名前が見えたからといってそれで就活フェアに行くかというとそうではないでしょう(興味のある企業へはその企業が開いている説明会に参加するでしょう)から、なんか細かい字で書いてあるほうが「たくさん来るんだな」という印象を与えられるのかもしれませんね。
広告の考え方、お金の使い方が全然違っててとても面白いです。
一方、同じリクルートでもこちらは少し違います。
こちらはリクルートが展開するリクルートスタッフィングという人材派遣業の広告ですが、こっちは女性モデルを起用しています。
リクルートの中でも就活と人材派遣は別の組織がやってそうですが、こういった違いがあるのも見ていて楽しいですよね。