阪急梅田駅にTwitter広告が登場しました(2015/12/14)
Twitter広告といっても、Twitterのタイムライン上に出てくるTwitter社が提供している広告ではありません。Twitter社が阪急梅田駅構内に街頭広告を出しているんです。
Twitterがリアル世界へ侵食、巨大な広告を大量に投下
「Twitterに聞いてみよう」
とてもシンプルでわかりやすい広告ですね。
Twitterに質問を投げれば第三者が答えてくれたりしますしね。それにTwitter自身がユーザーの興味や嗜好にあった広告を「興味ありませんか?」と提案してくるようにもなりました。
Twitterは個人の興味・関心といったデータをもとに適した広告を提案してくる広告会社でもあります。
そのTwitterという広告会社がリアル世界へさらに人を呼び込もうとしているようです。
こちらの広告掲載場所は阪急梅田駅の3階ホーム改札口を出てエスカレーターを降りて阪急百貨店へ向かう歩道の中に貼られています。
この阪急百貨店へ向かう歩道の中には動く歩道もありますが、こちらはHEP FIVEに一番近い「動く歩道がない通り」です。
動く歩道のほうは、横一面いっぱいに連続して広告が貼られていますが、こちらの通りは、壁のデザインの構造上、両端と真ん中に貼られていることが多いです。
上の2枚の写真は、阪急梅田駅3階改札に近いほうに貼られている広告で、下の2枚の写真は、阪急百貨店に近いほうの端に貼られている広告です。
昨年はお隣の動く歩道の壁一面にYouTubeの広告が出ていたのが印象的でしたね。
Twitterと同じネット界の広告会社として。黒縁メガネが印象的なYouTuber界のスター「HIKAKIN」が登場したやつで覚えている方も多いんじゃないでしょうか。
ちょうどYouTubeのテレビCMが流れていたときです。キャッチコピーは「好きなことで、生きていく」でしたね。
シンプルで力強い広告のターゲット層
今回のTwitterの広告と昨年のYouTubeの広告を見て思うのは、インターネットを発祥とするサービスのメッセージ、キャッチコピーがとてもシンプルだということ。
キャッチコピーの内容がYouTubeの場合は自己啓発系、Twitterは「使ってみて」とアクションを提示しているといった違いはあるものの、コピー自体は一言ですね。
キャッチコピーがシンプルなのは鉄則ではありますが、このコピーのシンプルさをこの広告がターゲットとしているであろう人々という観点で考えると、やっぱりシンプルが適していると思います。
Twitterは既に多くの若者が使っていますが、年齢が上がるにつれて世代別の利用率はぐっと少なくなるはずです。ご年配の方は利用していないどころか、Twitterって一体何なの?どうやって使うの?というのがイマイチ分からないと思います。
そんな人に対して「Twitterに聞いてみる」という行動を示したのはいいと思います。
そして、これが「検索」ではないというのが肝な気がします。「検索」という言葉はすっかり「ググる」と同義になっていますもんね。
そんなTwitterが街頭にまで進出してきました。彼らは「まだまだリアルでのプレゼンスが低い」という認識があるのかもしれません。もしくは、新しい層(年配)を開拓しなければならないという危機意識があるのかもしれませんね。
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