有馬記念の広告だらけの年の瀬、御堂筋線梅田駅にも有馬記念のポスターがあるということで行ってみると新たな発見がありました。
なんとデジタルサイネージが登場しているではありませんか。
御堂筋線にですよ。あの大阪市営地下鉄がですよ。
大阪市営地下鉄の改修はトイレだけではなかった
大阪の地下鉄は老朽化が激しいです。ここ2年くらいで改築が進み主要な駅のトイレが綺麗になりましたが、それはトイレだけでその他の設備は後回し感がありました。
私たちの税金でできてますから大層なもの作られても困りますが。それでもトイレくらいはもう少し綺麗にしてくれてもね・・・と思っていましたが、いつの間にかデジタルサイネージが設置されていました。
調べてみると、このデジタルサイネージは今年(2015年)の10月6日に投入されていて、4K対応の65インチディスプレイが12面設置されているとのこと。
4Kディスプレイが12面・・・投資額400万円くらいでしょうかね(市販の4Kディスプレイ相場30〜40万円から推測)。
「梅田ホームビジョン」という名称が冠されているようです。
先程書いた通り、この投資は税金で賄われているはずですが、今回の投資でおそらくこのスペースの広告価値は上がったんじゃないでしょうか。
以前よりも視認性が上がっていますね。大阪市民としてそう切に願うばかりです。
デジタルサイネージは脇役だった
ちなみに、このデジタルサイネージ設置は開業80周年記念「アーチ天井改修」の一環で行われたようです。
御堂筋線梅田駅は昭和10年(1935年)の同じ日である10月6日に正式開業(※1933年5月20日の仮駅開業を経て)していますが、これまで3度の天井改修を行っていて、今回で4代目にあたるそうです。
なんでも「斬新な凸凹型の肌合いを持つ逆富士型の小型アーチを連続して配置」していて、「天井と一体になった照明から放たれる光と影のコントラストと合わせて幻想的な空間を演出」しているそうです。
※大阪市交通局のHPより引用
すみません、全く気付きませんでした(笑)
広告スペースにばっかり目がいく性分でございまして。
※拡大図
よく見ると確かに、ワッフルみたいな凹凸があるだけではなくて、凹凸の中が山型になっていますね。逆富士型というらしいです。
「80周年記念のアーチ天井改修」ということで、上述の「トイレ改修」とは違うところから実現したのかもしれませんね。
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